アンコール・ワットは12世紀前半に
スーリヤヴァルマン2世の手により建造された。
建立に30年という気が遠くなる時間をかけられた。
まさに、カンボジア王朝の象徴的な寺院。
サンスクリット語でアンコールは王都、クメール語でワットは寺院を意味する。
アンコール・ワットは夕暮れ時が一番美しい。
どこかもの悲しく、アンニュイな感じが良く似合う。
カンボジア内戦によってクメール・ルージュの
手で、奉納されている仏像ともども破壊された経緯がある。
この事実がそう感じさせるのかもしれない。
この独特な空気感を味わうため、一度は訪れたい観光スポットだ。
世界遺産として1992年に登録され、国際的な協力のもと、
現在も破壊された部分の修復作業が進められている。