『モンサンミッシェル』(正しくはモン・サン=ミシェル?)は
フランス西海岸のサン・マロ湾に浮かぶ小さな島の名。
同時に、その小島に「モン・サン=ミシェル」という
同名の歴史ある修道院が建つ。
世界遺産に登録されており、「西洋の驚異」と呼ばれることも。
また、カトリックの巡礼地となっており、観光客とあわせて、
たくさんの人が訪れている。
この小さな島は昔、モン・トンブ(墓の山)と呼ばれる
ケルト人が信仰する聖地であった。
西暦708年、アヴランシュ司教オベールが、
大天使ミカエルより「この岩山に聖堂を建てよ」と
夢のお告げを3度にわたり受け、この地に礼拝堂を作った。
ここから、モンサンミッシェルの歴史が始まった。
また、このモンサンミッシェルは言い換えると修理の歴史と
表現して良いほど、復元、修理、修繕を繰り返している。
現在も、島のまわりが砂州化がすすんでおり、元に戻す
工事が進められている。
余談ですが、モンサンミシェルといえば名物「オムレツ」が有名。
モンサンミシェルにある「ラ・メール・プーラール」というレストランが発祥で
巨大で、ナイフを入れると、フワフワの泡が流れだし、
口の中でふわっと溶けてしまうらしい。
日本でも東京、横浜に「ラ・メール・プラール」が進出しており
スフレ状の「ふわふわオムレツ」が楽しめます。